ミケ:ニャンコ、最近の円相場がどんどん変わっているようね。1ドルが149円台って、11か月ぶりっていうからびっくりだよ。
ニャンコ:ほんとうだね、ミケ。でも、アメリカでは金融引き締めが続いているから、それが影響しているんじゃないかしら。長期金利が上がるっていう話もあるし。
ミケ:そうだね。日本では大規模緩和政策が続いているし、日銀の植田総裁も「不確実性はきわめて大きい」と言ってるから、物価安定目標の達成は難しいんだろう。大規模緩和を続ける姿勢が強調されているけど。
ニャンコ:そう、それで市場では円とドルの金利差が広がって、ドルを買って円を売る人が増えているんだって。でも政府からも円安をけん制する発言があるんだよ。
ミケ: (興味津々) 本当に?どんな発言だったの?
ニャンコ:鈴木財務大臣が言っていたよ。「過度な変動は好ましくない」と言って、「海外当局との意思疎通を図っている」とも言っているんだって。
ミケ:それは市場を安心させるための発言かもしれないね。でも円相場が1ドル=150円に近づいているから、政府や日銀が介入する可能性も高まっているんだろうね。
ニャンコ:そうだね、節目の150円に近づくと、介入の警戒感が高まるんだろうね。でも、猫たちにはそれがどう影響するかよくわからないよね。
ミケ:そうだね、私たちの猫生活にはあまり関係ない話だけど、人間の世界の経済の動きって面白いよね。
ニャンコ:そうだね、私たちは猫語でしか話せないけど、人間の話題について考えるのは楽しいよね♪